2012年6月30日土曜日

九州遠征⑤

●5月1日

10時過ぎに別府を出発し、国道500号線で福岡県を目指します。

普通であれば、この国道500号線で宇佐市まで北上し、国道10号線で北九州市を目指す海沿いのルートになりますが、私たちは普通ではないので、国道500号線を英彦山(ひこさん)まで西に進み、そこから小倉まで北上するルートを採りました。

しかし、この選択が仇となり、大幅なタイムロスとなったのです。



12時00分、本耶馬溪町(ほんやばけいまち)に入る。左に映っているスイフトスポーツは約50km手前の「道の駅いんない」からご一緒でした。全く知らない方ですけどね。



基本的に1.5車線くらいの道幅でこんな感じの道が永遠と続きます。対向車が正面から向かってきています。



峠を越えて谷間に来ると、民家もちらほら見かけるようになり、道も2車線になります。そして、また登って、峠を越えて、下って・・・、の繰り返しです。

普通の人なら精神がおかしくなるかもしれませんが、耐久ドライブに参戦するドライバーにとっては、単なるタスクでしかありません。淡々とこなします。



何個目かわからない峠を越えたところで神社があり、ここでトイレ休憩。この時、すでに13時14分。別府から3時間以上走ってもまだ山奥です。昼には下関でフグでも食べたいねー、と言っていたのが恥ずかしいです。



13時55分、県道52号線を彦山川沿いに走る。



14時38分、国道322号線をモノレールと並走。



15時16分、無事門司(もじ)に到着。ここから関門自動車道に乗って帰るつもりでしたが、一般道にも関門トンネルがあることを知らず、ナビの設定でひと騒動あった後、もう5時間以上運転していたので、この門司で一息入れることにしました。

門司も九州の観光スポットのひとつですから、ここで今回の九州遠征を締めくくろう!ということになったのです。

というよりは、腹が減って仕方がなかったのです。




門司といえば、門司港レトロと呼ばれ、昔ながらの建物見物が楽しめるエリアですが、レトロという名にそぐわない近代的な建物を発見。駐車場も広く、レストランがありそうだったので、ここに入ってみました。



エレベーターに乗り込むと、おぉ!あるじゃないの!

フグ!



レストランもデザインに凝っています。窓の外には関門橋も見えます。



4種類ある御膳メニューの最上級、義経3000円(だった気がする・・・、肝心なところが写真の枠外に出てしまった)にのみ、メインとしてフグの刺身が付き、次の弁慶1750円ではフグのタタキ、次の小次郎1200円ではフグ雑炊、一番下の空海1000円ではフグのそぼろごはん、となっていました。

フグ刺しを食べてみたい気持ちが大きかったのですが、幾分値段に身分が見合ってないので、私とヒガシは弁慶、ミドさんは小次郎を注文することにしました。

↑が弁慶。
↓が小次郎



これが弁慶に付いているフグのタタキです。生まれて初めてフグを食べましたが、何というか、不思議な食感で、味はあんまり覚えていません。フグのから揚げもそぼろごはんも全て美味しかったですよ。


・・・味を表現するの苦手だな~。グルメリポーターはできないな。


16時30分、フグを完食し、横にあるデッキに出て関門海峡を眺めます。


門司港です。



関門橋の向こうが山口県です。かなり近いですね。


1階に降りてお土産屋さんを探していると、






なんとも異様な空間が広がっていました。そうです、ここは関門海峡ミュージアムという建物だったのです。

無料で入館できてなかなか楽しめました。もちろんこの中にお土産屋さんもいくつかありました。



17時09分、関門橋をバックに写真撮影。・・・実は後ろにいるトッポのおじさんが意味不明で、わざとシビックとエイトの後ろに移動してきて邪魔をするんです。ほんと迷惑でした。何度も小刻みに移動しなおして、この写真になったわけです。



17時11分、さあ、帰りましょう!このナビの画面、すごいでしょ?



17時23分、観光スポットの門司港駅を走行中に撮影。なんとなく、雰囲気だけ味わいました。



17時35分、関門橋を渡り、ついに九州を脱出し、本州に帰還。しかし、ここからが己との戦い。




17時54分、中国自動車道王司PAで休憩



18時00分、下関JCTを山陽道広島方面へ



山陽道でまさかの川越ナンバーのシビックを発見!!!同じような年齢のカップルが乗ってました。しばらくお互いを意識しながら並走していました。



19時46分、宮島SA、21時02分、福山SAで休憩。

福山SAで広島名物、尾道ラーメンをいただきました。SAの店とはいえ、出汁が良く効いたとても美味でした。博多ラーメンより、こっちの方が好みかもしれません。




NEXCO東日本には、こんなものない気がします。



23時54分、兵庫県三木SAに到着。ここで私は気力が途絶え、ヒガシと別れることに。

●5月2日

2時49分、仮眠をとった後、三木SAを出発。あと580km・・・。



4時00分、滋賀県大津SAに到着。あと490km・・・。



5時53分、岐阜県養老SAを出発。



7時02分、岐阜県恵那峡SAに到着。ここで、携行缶から給油。



8時58分、長野県諏訪湖SAを出発。ここで、なんとかフラペチーノという飲み物を飲んだ。



10時10分、山梨県談合坂SAに到着。あと70km・・・。やっと100km切った。



富士山の形をしたメロンパンを食べて英気を養う。



11時23分、無事川越の自宅に到着。シビックは16万7011kmでした。


総走行距離、2306kmの旅でした。昨年秋の四国上陸作戦で走行した約1900kmを軽々超えてしまいました。2泊5日の限界だと思います。









次回、九州遠征総集編をお届けしたいと思います。

こんなドライブ旅行を共に楽しみたいと思うファンキーな方の挑戦をお待ちしております。



では。

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