2011年11月13日日曜日

バッテリー交換

先ほど、シビックのバッテリーを交換してきました。



前回はいつ交換したのかあんまり覚えてないのですが、2004年にシビックを買ってから2回交換した記憶があるので(・・・3回だったか?)、3~4年、4万km以上は走ってたと思います。

まだまだ使えるような気もしますが、工場のオッチャンが夏の12ヶ月点検時に液を入れすぎたらしく、周辺が腐食しまくっていたので、買い換えました。

私はいつもホームセンターのカインズホームでバッテリーを買って、自分で交換してます。スタンドやオートバックスとかよりも安いですし、ボルトを4つ外すだけですからね、これくらいの作業は工賃節約したいです。

今回もパナソニックのバッテリーで、シビック用は55B24Rです。お値段9980円。お店の駐車場で交換してその場で古いバッテリーも引き取ってもらいました。


バッテリーといえば、最近アイドリングストップの機能が付いたクルマが増えてきていますが、アイドリングストップ搭載車のバッテリーは普通のバッテリーではなく、高性能なバッテリーが標準搭載されているんですよね。当然ながら、お値段も高い。下手すると普通のものの倍くらいの値段になるものもあるようです。

アイドリングストップによる燃費向上は、使い方にもよりますが、ある程度の市街地で、信号待ちなどがそこそこ発生するような使用状況で、良くても2~3km/lの向上です。なので、エコランを知らない一般人(素人)の運転では1~1.5km/lの向上があれば良い方ではないでしょうか。

例えば、日産マーチを新車で購入して数年使用すると仮定して、アイドリングストップ搭載のグレード12Xと、アイドリングストップを搭載していないグレード12Sで比較してみようと思います。

12X(アイドリングストップ搭載)

本体価格 119万9100円
燃費   26km/l(10・15モード)


12S(アイドリングストップ非搭載)

本体価格 99万9600円
燃費   24km/l(10・15モード)


実用燃費はカタログ燃費の7割であると仮定すると、12Xは18.2km/l、12Sは16.8km/lであり、ガソリンは両車ともレギュラーを使用し、1リットル140円とします。この条件で、この2台をそれぞれ1年に1万km走らせたとすると、

12Xの年間ガソリン消費量は約550リットル×140円=7万7000円
12Sの年間ガソリン消費量は約600リットル×140円=8万4000円

となり、アイドリングストップ搭載によるガソリン代の節約額は1年で7000円です。

両車とも車重は1トン未満、エンジンの排気量は1200ccなので、重量税や自動車税などの維持費に差はないものとします。

バッテリーの交換を考え出すのは購入から5年経過した2回目の車検時でしょうか。アイドリングストップによって、浮いた5年間のガソリン代は3万5000円分あります。

マーチ用の普通のバッテリーが1万円で、アイドリングストップ搭載車用が2万円だったとすると、ガソリン代3万5000円のアドバンテージがありますから、差引2万5000円、アイドリングストップ搭載の12Xが安く済むということに・・・、なればいいのですが(笑


少し戻って両車の本体価格を見てもらえばわかりますが、本体価格の差が19万9500円あるのです。これまでの試算で、バッテリーとガソリン代による差は5年で2万5000円ですから、本体価格の差を埋めるには40年かかることになります。

従って、マーチの12Xと12Sの場合、アイドリングストップを搭載していない12Sの方が購入から40年まではトータルで安く済むということが考えられます。

ディーラーマンは「アイドリングストップが付いてて燃費が良いですよ!」と12Xを勧めてくるかもしれませんが、今回の試算では、実際に安くなるのは41年目からとなり、非現実的ですね。

安易にハイブリッドにしたり、アイドリングストップ機能を搭載することによって、若干燃費を向上できたとしても、実はその余計に搭載されたモノへの支払いが高くなり、トータルでは損をする可能性があるというのが、普通のディーラーでは教えてくれない落とし穴だと思います。私は、お客様が求めるのであればこういう説明も必要だと思いますね。


シビックのバッテリー交換をしながら、そんなことを考えていました。

2011年11月10日木曜日

カート第2戦

11月6日にカート走行会を開催しました。

前回から約1か月、とても楽しみにしていたのですが、サーキットに着いた途端、本降りの雨が・・・。



そんな時、メンバーのひとりが「屋内カート場が千葉市にある」ということを教えてくれたので、急遽そちらへ向かうことになりました。

千葉市中央区にあるハーバーサーキットです。



コースは全長250m、幅6mの小規模ですが、トンネルやアップダウンもあり、なかなか面白いコース設計です。ただ、路面がアスファルトではないので、前回の八千代と同じ走り方では全く対応できませんでした。

とにかく、スピードをうまく殺さないと、すぐにオーバーステアになり、スピンしてしまいます。やろうと思えばすべてのコーナーでドリフトしながら走れるので、滑らせる感覚が楽しいといえば楽しいのですが、タイムは出ませんね。

この日の最速ラップは、今年のコースレコード保持者のYさんが記録した、22秒723。そして、私のベストラップは26秒702でした。全く及ばないですねー。

カートはフランス製で、エンジンはホンダでした。あまりスピードが出るコースではないので、初心者にもオススメできるサーキットではないかと感じました。

次回は26日に開催予定です。

2011年11月8日火曜日

群馬紅葉ドライブ

11月1日に日帰りで草津方面へドライブしてきました。

朝7時前に川越を出発して、国道254号線、462号線、17号線を走って群馬県へ。その後高崎辺りから県道25号線へ左折し北上。さらに、県道15号線へ左折してしばらく走ると、うどん屋さんが集まるエリアに着きます。

日本三大うどんのひとつ、水沢うどんです。その中でも有名なお店がこちら。



大澤屋さんです。駐車場も広いので、入りやすいです。




モチモチとした食感のうどんでした。1本の長さが50cmくらいあるので、少なめに3本くらい箸でつまんで食べるのが良いと思います。

写真は「ざる大盛り」で840円。普通盛りは735円です。基本的には冷たいつゆですが、注文時に温めてほしいと伝えると、無料でつゆを温めてくれます。

昼食を済ませた後、県道33号線へ左折し、伊香保温泉を通り抜け、榛名山へ。





ここはあの有名なマンガ、イニシャルDの舞台です。私も10代の頃からよく来ていた場所です。紅葉はちょうどピークで、色鮮やかな木々の表情を楽しめました。しかし、本日の目的地は草津ですので、伊香保温泉同様、榛名山もスルーします。まぁ、通り過ぎるだけでも楽しめます。

そして、県道28号線を経由して国道145号線へ左折して入ります。吾妻渓谷、川原湯温泉を経て国道292号線に入り、草津へと向かいます。







この渓谷も温泉も駅も、例の八ツ場ダムが完成するとダム湖の底に沈む運命です。ダムに沈む前に、川原湯温泉の日帰り入浴施設、「王湯」はぜひ一度入ってみてください。湯温80℃の風呂は、かなり刺激的です!ただし、今回は例によってスルー。

そして、草津国際スキー場の前を通って志賀草津道路へ。





私が関東で最も美しいと思う道です。ずっと大自然の中を走るのですが、標高が上がるに連れて、景色が変化していくところも魅力です。しばらく走って、白根山の湯釜へ。





世界最高の酸性度を誇る湖、湯釜。phは1だそうです。その怪しい水の色と周囲の荒れた山肌、そして晴れ渡り澄み切った青空。関東にもこんな美しい景色を楽しめる場所があるんですね。なお、以前は中央から数分で登ることができましたが、近年火山活動が活発になった影響で、西側の登山ルートのみの解放となっています。

そして、湯釜まできたらぜひ訪れてほしいポイントがこちら。



はい、写真の通りです。都心では20℃の気温でも、ここでは8℃。100m標高が上がると0.6℃下がるという理論値通りですね。さて、最後はお待ちかねの草津温泉です。











スキー場の無料駐車場にクルマを停めて、西の河原公園を通り、湯畑を目指します。途中、温泉まんじゅうを配っているおじさんに出会い、無料でいくつも蒸したての温泉まんじゅうをいただきました。湯畑には様々なお店や足湯もあり、平日にも関わらず賑わっていました。濡れ煎餅のマヨネーズ味もなかなか美味しかったです。1本200円~。

日が落ちてきて、気温もぐっと下がり、身体が冷えてきたところで、温泉へ。西の河原露天風呂は約150坪もある大きな露天風呂が有名です。・・・というかそれしかありません。洗い場はありませんでした。お湯は強酸性で、湯あたりしやすいので、10分以上入り続けるのは危険です。実際、わたしが入ろうとしてかけ湯をしていたとき、背後にいた男性が意識を失って頭から転倒し、足元が血の海になりました。とりあえず救急車を呼んでもらって、救急隊に引き渡しましたが、彼がその後どうなったかは知りません・・・。

訪れる際は、注意書きをよく読んで温泉を楽しみましょう。ちなみに、男湯は横を通る遊歩道から丸見えです。昼間に入るのは、ちょっと恥ずかしいかもしれませんね。女湯は高い位置にあるので見えません。料金は500円です。

帰りは榛名山の北側を通って、県道25号線に戻り、来た道を走って帰りました。榛名山の北側というと、国道145号線と国道353号線を通るのが一般的ですが、吾妻線の群馬原町駅を過ぎた辺りで右折し、並走する県道35号線を走行するのが比較的空いていておすすめです。



総走行距離350km、推定燃費15.2km/l

カタログ燃費は13km/lですが、このシビックもなかなかやるでしょ?