本日7月23日の読売新聞朝刊の経済面から気になった記事をピックアップ。
「クライスラー 公的管理脱する」
という見出し。この記事によると、アメリカが保有するクライスラー株6%をフィアットへ全て売却し、約440億円を受け取ったとアメリカ財務省が発表したというもの。これにより、2009年4月の経営破綻から2年3か月で完全に公的管理を脱した。とある。
さらに、フィアットはカナダ政府が保有するクライスラー株1.5%も取得し、出資比率が53.5%となり、クライスラーの経営権を握ったと発表した。と記されている。
いやー、すごいですな、フィアット。完全にクライスラーを飲み込んでしまうとは・・・。
これでフィアット傘下のメーカーは、フェラーリ・マセラティ・ランチア・アルファロメオ、クライスラーの5社になったわけです。強いなぁ。
というわけで、今年クライスラーから(というかダッヂ)ジャーニーがフィアットへ供給され、デビュー待ちの状態である(デビューした?)フリーモントを少し見てみましょう。
フリーモントは全長×全幅×全高(mm):4890×1880×1720、ミドルサイズのSUV風MPVです。エンジンはフィアット製の2000cc直4マルチジェットディーゼルを搭載し、140psと170psの2種類を設定。さらに4WDでは170psの他に、3600ccV6、276psのガソリン仕様もラインナップ予定です。
なかなかカッコイイですよね。
インテリアもイケイケな感じで20~30代男性に受けそうです。でも買えないだろうな(笑
そして、もちろんマニュアルですね!日本に導入されるとは思いませんが、導入するならマニュアルのまま持ってきてほしいです。
3列シートの7人乗りです。
シートを倒せばフラットになります。
なかなか使い勝手も良さそうですね。ただ、ミドルサイズとは言っても、日本ではラージサイズ。細い道ではデカいボディが邪魔になりそうです。
クライスラーを手に入れたことで、世界最大級の自動車グループとなったフィアット。こういう元気なメーカーが元気なクルマをどんどん作ってほしいですね。
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