●5月1日
10時過ぎに別府を出発し、国道500号線で福岡県を目指します。
普通であれば、この国道500号線で宇佐市まで北上し、国道10号線で北九州市を目指す海沿いのルートになりますが、私たちは普通ではないので、国道500号線を英彦山(ひこさん)まで西に進み、そこから小倉まで北上するルートを採りました。
しかし、この選択が仇となり、大幅なタイムロスとなったのです。
12時00分、本耶馬溪町(ほんやばけいまち)に入る。左に映っているスイフトスポーツは約50km手前の「道の駅いんない」からご一緒でした。全く知らない方ですけどね。
基本的に1.5車線くらいの道幅でこんな感じの道が永遠と続きます。対向車が正面から向かってきています。
峠を越えて谷間に来ると、民家もちらほら見かけるようになり、道も2車線になります。そして、また登って、峠を越えて、下って・・・、の繰り返しです。
普通の人なら精神がおかしくなるかもしれませんが、耐久ドライブに参戦するドライバーにとっては、単なるタスクでしかありません。淡々とこなします。
何個目かわからない峠を越えたところで神社があり、ここでトイレ休憩。この時、すでに13時14分。別府から3時間以上走ってもまだ山奥です。昼には下関でフグでも食べたいねー、と言っていたのが恥ずかしいです。
13時55分、県道52号線を彦山川沿いに走る。
14時38分、国道322号線をモノレールと並走。
15時16分、無事門司(もじ)に到着。ここから関門自動車道に乗って帰るつもりでしたが、一般道にも関門トンネルがあることを知らず、ナビの設定でひと騒動あった後、もう5時間以上運転していたので、この門司で一息入れることにしました。
門司も九州の観光スポットのひとつですから、ここで今回の九州遠征を締めくくろう!ということになったのです。
というよりは、腹が減って仕方がなかったのです。
門司といえば、門司港レトロと呼ばれ、昔ながらの建物見物が楽しめるエリアですが、レトロという名にそぐわない近代的な建物を発見。駐車場も広く、レストランがありそうだったので、ここに入ってみました。
エレベーターに乗り込むと、おぉ!あるじゃないの!
フグ!
レストランもデザインに凝っています。窓の外には関門橋も見えます。
4種類ある御膳メニューの最上級、義経3000円(だった気がする・・・、肝心なところが写真の枠外に出てしまった)にのみ、メインとしてフグの刺身が付き、次の弁慶1750円ではフグのタタキ、次の小次郎1200円ではフグ雑炊、一番下の空海1000円ではフグのそぼろごはん、となっていました。
フグ刺しを食べてみたい気持ちが大きかったのですが、幾分値段に身分が見合ってないので、私とヒガシは弁慶、ミドさんは小次郎を注文することにしました。
↑が弁慶。
↓が小次郎
これが弁慶に付いているフグのタタキです。生まれて初めてフグを食べましたが、何というか、不思議な食感で、味はあんまり覚えていません。フグのから揚げもそぼろごはんも全て美味しかったですよ。
・・・味を表現するの苦手だな~。グルメリポーターはできないな。
16時30分、フグを完食し、横にあるデッキに出て関門海峡を眺めます。
門司港です。
関門橋の向こうが山口県です。かなり近いですね。
1階に降りてお土産屋さんを探していると、
なんとも異様な空間が広がっていました。そうです、ここは関門海峡ミュージアムという建物だったのです。
無料で入館できてなかなか楽しめました。もちろんこの中にお土産屋さんもいくつかありました。
17時09分、関門橋をバックに写真撮影。・・・実は後ろにいるトッポのおじさんが意味不明で、わざとシビックとエイトの後ろに移動してきて邪魔をするんです。ほんと迷惑でした。何度も小刻みに移動しなおして、この写真になったわけです。
17時11分、さあ、帰りましょう!このナビの画面、すごいでしょ?
17時23分、観光スポットの門司港駅を走行中に撮影。なんとなく、雰囲気だけ味わいました。
17時35分、関門橋を渡り、ついに九州を脱出し、本州に帰還。しかし、ここからが己との戦い。
17時54分、中国自動車道王司PAで休憩
18時00分、下関JCTを山陽道広島方面へ
山陽道でまさかの川越ナンバーのシビックを発見!!!同じような年齢のカップルが乗ってました。しばらくお互いを意識しながら並走していました。
19時46分、宮島SA、21時02分、福山SAで休憩。
福山SAで広島名物、尾道ラーメンをいただきました。SAの店とはいえ、出汁が良く効いたとても美味でした。博多ラーメンより、こっちの方が好みかもしれません。
NEXCO東日本には、こんなものない気がします。
23時54分、兵庫県三木SAに到着。ここで私は気力が途絶え、ヒガシと別れることに。
●5月2日
2時49分、仮眠をとった後、三木SAを出発。あと580km・・・。
4時00分、滋賀県大津SAに到着。あと490km・・・。
5時53分、岐阜県養老SAを出発。
7時02分、岐阜県恵那峡SAに到着。ここで、携行缶から給油。
8時58分、長野県諏訪湖SAを出発。ここで、なんとかフラペチーノという飲み物を飲んだ。
10時10分、山梨県談合坂SAに到着。あと70km・・・。やっと100km切った。
富士山の形をしたメロンパンを食べて英気を養う。
11時23分、無事川越の自宅に到着。シビックは16万7011kmでした。
総走行距離、2306kmの旅でした。昨年秋の四国上陸作戦で走行した約1900kmを軽々超えてしまいました。2泊5日の限界だと思います。
次回、九州遠征総集編をお届けしたいと思います。
こんなドライブ旅行を共に楽しみたいと思うファンキーな方の挑戦をお待ちしております。
では。
2012年6月30日土曜日
2012年6月29日金曜日
九州遠征④
お久しぶりです。間が開いてしまって申し訳ないです。
さて、阿蘇山からですね。
●4月30日
13時53分、草千里ヶ浜へ到着。ものすごい強風で、まともに立っていられない状況でした。
天気が良ければ、素晴らしい景色が見られたのですが、残念ながら嵐でしたので、真っ白。というか、雲の中なのでしょうね。
時間も時間なので、ここで昼食にしました。
桜丼、1000円です。馬刺しには手が届かなかったので、この桜丼にしました。馬肉なんて滅多に食べないので、なかなか比較ができませんが、美味しかったです。牛肉よりも歯ごたえがあったような記憶です。
昼食を済ませた後、県道11号線で大分県由布院、別府を目指します。
この県道11号線は、通称「やまなみハイウェイ」といい、阿蘇の高原から別府温泉まで、気持ちの良いワインディングロードが数十km続きます。九州ドライブのハイライトといっても良いでしょう。
15時48分、牧の戸峠でトイレ休憩です。まだ雨は止みそうもないです・・・。
景色を撮ろうと思ってシャッターを切った瞬間、わったんの944が走り込み、結果的に良い写真が撮れました。
17時00分、由布院に到着です。近くのコインパーキングにクルマをおいて、由布院の町中を練り歩きます。
由布院に着いてからは、雨も上がり、しっとりとした雰囲気でした。
ここのコロッケ、スパイシーで深みのある味わいでした。
この醤油屋でだし醤油を1滴味見すると、なんとも旨味が効いた醤油だったので、1本購入してしまいました。冷奴、刺身、納豆などに使用し、約2か月経った先日、使い切りました。お取り寄せも可能なので、また買おうか考えてしまいます。
白猫の足跡です。
お店はだいたい18時くらいには閉めはじめるそうですが、ある店員さんは「歩いている人がいなくなったら閉めます」と、あえて時間に言及しませんでした。これが由布院タイムなのでしょう。
18時23分、由布院を後にし、別府を目指します。
由布院~別府間は、大分自動車道がありますが、やまなみハイウェイがあるので、引き続きやまなみを攻めました。
由布院出発後はまた雨が降り出し、路面はヘビーウェットです。私の前を走るエルグランドは、タイトなコーナーで3輪走行していました。意地でも道を譲りたくないらしく、頑張っていました。
19時06分、別府に到着です。別府というと、古き良き温泉街として、草津や伊香保のようなイメージでしたが、片側3車線の幅広道路に様々な商業施設、見慣れたチェーン店などが並び、だいぶ栄えていたことに驚きました。
この日宿泊したのは別府湾に隣接する「別府ホテル清風」です。旅行雑誌や新聞などにもよく載っている、有名なホテルなのですが、訳ありの部屋を予約することによって、1泊朝食付きで4500円という格安プランを利用しました。
というわけで、夕飯はないので、ホテルから歩いて3分の食事処へ。ここは別の宿の1階にあります。
別府といえば、とり天です。外はカリカリサクサクで中はジューシー。とても美味しかったので、3皿くらい注文したと思います。
鶏のたたきも気になったので注文しました。さっぱりしていて美味。
中盤になってこの天丼を注文。ボリュームたっぷりですが、これも人気メニューということで、納得の味です。
やはりビールが合うのでしょうけど、私はアルコールがダメなのでジンジャーエールで。
ひとり約2000円で満腹になりました。店名は忘れましたが、おススメです。ただし、可愛らしい店員さんが常に絡んでくるのでその点注意です(笑
宿に帰り、温泉です。何カ所かに分かれているのですが、この日の男湯は内湯の岩風呂でした。前日の雲仙温泉と違って、かなり熱めの湯で、あまり長湯はできませんでした。
23時30分、部屋で宴会が始まり、1時30分頃就寝しました。
●5月1日
6時ころ起床し、屋上にある展望露天風呂へ。部屋からも同じ景色が楽しめるのですが、温泉に浸かりながら見る別府湾の朝日は格別でした。この宿の名物です。利用者がたくさんいたので、写真は断念。
部屋からの眺め。
私の朝食。
ミドさんの朝食。
今回の部屋も、無駄に広い角部屋でした。まあ、20代半ばの男女5人が泊まるんだから、きっとうるさいんだろう、と思われても仕方ないですね。でもいい部屋でした。
9時30分、宿を出発。
ここでわったんの944をオープンに。屋根をガバッと外してハッチの下へ収納。
10時02分。クルマを3台とめて写真が撮れるポイントを発見し、写真撮影。
宣言通り、フォトショで電線は消しました。
実は3台で行動するのはこの別府までで、この先944だけは宮崎経由で鹿児島を目指し、九州全県制覇に向かいます。私もできることなら今回の旅で九州を制覇したかったのですが、時間に限りがあるので、ここから帰路につきます。
10時15分。944と別れ、RX-8とともに福岡県門司港を目指します。
500番台の国道って関東では見ない気がします。
この国道500号線で福岡県へ戻ります。
まだまだ続きます。
さて、阿蘇山からですね。
●4月30日
13時53分、草千里ヶ浜へ到着。ものすごい強風で、まともに立っていられない状況でした。
天気が良ければ、素晴らしい景色が見られたのですが、残念ながら嵐でしたので、真っ白。というか、雲の中なのでしょうね。
時間も時間なので、ここで昼食にしました。
桜丼、1000円です。馬刺しには手が届かなかったので、この桜丼にしました。馬肉なんて滅多に食べないので、なかなか比較ができませんが、美味しかったです。牛肉よりも歯ごたえがあったような記憶です。
昼食を済ませた後、県道11号線で大分県由布院、別府を目指します。
この県道11号線は、通称「やまなみハイウェイ」といい、阿蘇の高原から別府温泉まで、気持ちの良いワインディングロードが数十km続きます。九州ドライブのハイライトといっても良いでしょう。
15時48分、牧の戸峠でトイレ休憩です。まだ雨は止みそうもないです・・・。
景色を撮ろうと思ってシャッターを切った瞬間、わったんの944が走り込み、結果的に良い写真が撮れました。
17時00分、由布院に到着です。近くのコインパーキングにクルマをおいて、由布院の町中を練り歩きます。
由布院に着いてからは、雨も上がり、しっとりとした雰囲気でした。
ここのコロッケ、スパイシーで深みのある味わいでした。
この醤油屋でだし醤油を1滴味見すると、なんとも旨味が効いた醤油だったので、1本購入してしまいました。冷奴、刺身、納豆などに使用し、約2か月経った先日、使い切りました。お取り寄せも可能なので、また買おうか考えてしまいます。
白猫の足跡です。
お店はだいたい18時くらいには閉めはじめるそうですが、ある店員さんは「歩いている人がいなくなったら閉めます」と、あえて時間に言及しませんでした。これが由布院タイムなのでしょう。
18時23分、由布院を後にし、別府を目指します。
由布院~別府間は、大分自動車道がありますが、やまなみハイウェイがあるので、引き続きやまなみを攻めました。
由布院出発後はまた雨が降り出し、路面はヘビーウェットです。私の前を走るエルグランドは、タイトなコーナーで3輪走行していました。意地でも道を譲りたくないらしく、頑張っていました。
19時06分、別府に到着です。別府というと、古き良き温泉街として、草津や伊香保のようなイメージでしたが、片側3車線の幅広道路に様々な商業施設、見慣れたチェーン店などが並び、だいぶ栄えていたことに驚きました。
この日宿泊したのは別府湾に隣接する「別府ホテル清風」です。旅行雑誌や新聞などにもよく載っている、有名なホテルなのですが、訳ありの部屋を予約することによって、1泊朝食付きで4500円という格安プランを利用しました。
というわけで、夕飯はないので、ホテルから歩いて3分の食事処へ。ここは別の宿の1階にあります。
別府といえば、とり天です。外はカリカリサクサクで中はジューシー。とても美味しかったので、3皿くらい注文したと思います。
鶏のたたきも気になったので注文しました。さっぱりしていて美味。
中盤になってこの天丼を注文。ボリュームたっぷりですが、これも人気メニューということで、納得の味です。
やはりビールが合うのでしょうけど、私はアルコールがダメなのでジンジャーエールで。
ひとり約2000円で満腹になりました。店名は忘れましたが、おススメです。ただし、可愛らしい店員さんが常に絡んでくるのでその点注意です(笑
宿に帰り、温泉です。何カ所かに分かれているのですが、この日の男湯は内湯の岩風呂でした。前日の雲仙温泉と違って、かなり熱めの湯で、あまり長湯はできませんでした。
23時30分、部屋で宴会が始まり、1時30分頃就寝しました。
●5月1日
6時ころ起床し、屋上にある展望露天風呂へ。部屋からも同じ景色が楽しめるのですが、温泉に浸かりながら見る別府湾の朝日は格別でした。この宿の名物です。利用者がたくさんいたので、写真は断念。
部屋からの眺め。
私の朝食。
ミドさんの朝食。
今回の部屋も、無駄に広い角部屋でした。まあ、20代半ばの男女5人が泊まるんだから、きっとうるさいんだろう、と思われても仕方ないですね。でもいい部屋でした。
9時30分、宿を出発。
ここでわったんの944をオープンに。屋根をガバッと外してハッチの下へ収納。
10時02分。クルマを3台とめて写真が撮れるポイントを発見し、写真撮影。
宣言通り、フォトショで電線は消しました。
実は3台で行動するのはこの別府までで、この先944だけは宮崎経由で鹿児島を目指し、九州全県制覇に向かいます。私もできることなら今回の旅で九州を制覇したかったのですが、時間に限りがあるので、ここから帰路につきます。
10時15分。944と別れ、RX-8とともに福岡県門司港を目指します。
500番台の国道って関東では見ない気がします。
この国道500号線で福岡県へ戻ります。
まだまだ続きます。
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