今日は2月29日。閏日ですね。
全国の広い範囲で雪になり、埼玉でも午前2時ころから雪がちらつき始め、お昼前には10cmほど積もっていました。
しかし、明日は14℃くらいまで上昇するらしいですね。花粉が辛そうだ・・・。
クルマの話をしていなかったので、少ししましょう。
業界全体の傾向として、去年は震災の影響で業績が落ち込んだ分、今年はそれを取り戻すために各社新車を続々と投入する予定ですが、その陰に隠れて、生産終了となるクルマもたくさんあります。
トヨタは今年、カローラのフルモデルチェンジ(FMC)が控えています。今度のカローラは1.3Lが復活する予定で、これに伴いベルタの存続が危うくなってきました。ベルタは先代ヴィッツのセダンモデル。国内最小セダンですが、次期カローラはエンジン、車体寸法共にダウンサイジングを行うのでベルタと競合します。
また、初代ヴィッツベースのポルテもそろそろ生産終了です。同じく初代ヴィッツベースのシエンタもとっくにモデルライフは終えていますが、後継車として投入したパッソセッテが全く売れず、何年かシエンタと併売してきましたが、新しいパッソセッテが消滅することになりそうです。
日産はシーマの復活、ティーダのFMC、ノートのFMC、マーチのスーパーチャージャーモデル追加、セレナのハイブリッドモデル追加などがありますが、ついにあのビッグネーム、ブルーバードが消滅しそうです。5ナンバーセダンとして、ティーダと競合するため、ティーダのFMCを機に、ティーダへ吸収されるかたちで消滅します。
かつてのサニーであるティーダに、パルサー、プリメーラ、ブルーバードが合体してできたブルーバードシルフィが吸収され、90年代に賑わいを見せた日産のコンパクトセダンがティーダに1本化されることになりますね。
ジュークに搭載される1.6Lターボ、190馬力のユニットを生かして、ブルーバードSSSの復活に期待していましたが、それも叶わないようです。
ホンダはN BOXの好調を受けて、去年のひとり負けから着実に回復の兆しを見せています。NSXコンセプトの発表と2015年の市販が公式にアナウンスされましたね。これは喜ばしいことです。1000万円級のスーパースポーツですから、一般人には買えないクルマでも、ホンダのトップに君臨するモデルとして、存在することに意味がある重要なモデルです。非常に楽しみですね。
N BOXスパイクの追加、ステップワゴンのマイナーチェンジ(MC)、アコードのFMCなどがありますが、夏ごろにレジェンドとインスパイアが生産終了となりそうです。レジェンドは来年、インスパイア(北米アコード)は今年、FMCを控えており、それに関連して早めに生産を打ち切るみたいですね。どちらも本当に日本では売れませんから。
次期アコードはプラグインハイブリッドを搭載して登場するらしく、アコード復権を狙ってほしいです。ライバルのカムリはハイブリッド専用車になりましたし、時代の流れでしょう。アコードはガソリンモデルもあるかもしれません。こうなるとティアナはどうするのか気になります。
マツダのCX-5にはかなり期待しています。今後の国内市場の流れを大きく変える力を持っているモデルだと思います。頑張れスカイアクティブディーゼル!
その場しのぎのクルマ作りから、持続可能なクルマ作りへとそろそろ変わってほしいと思います。本物のクルマをたくさん作ってほしい。亜種はもういらないです。
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