2014年11月16日に開催された「第2回くるまマイスター検定」を受験してきました。
今年3月の第1回では、3級には合格したものの2級は不合格であったため、今回改めての受験となりました(第1回の詳細は過去の投稿を参照)。
前回の2級は合格まであと2点足らずの不合格と、とても悔しい思いをしたので、苦手分野のモータースポーツレギュレーション系、70年代以前のこと、特に今まで避けてきたスーパーカー系などを重点的に勉強しようと思っていたのですが、結局意識を高めたのは1週間前くらいからで、ちゃんと机と向かい合ったのは試験前夜のみという意志の弱さ・・・。それでも前回の2級問題はほぼすべて解答できるようにはなったので、これでいけるだろうと思って試験当日に挑みました。
今回の試験会場は明治大学の中野キャンパス。お金のにおいがプンプンする新しい建物でした。試験開始の15分前くらいに会場に着きましたが、私以外ほぼ皆さん着席されており、ちょっと遅かったかな?と焦っていると、トイレに行く暇もなく試験開始の15時になってしまいました。
試験は15時~16時の60分間、四者択一のマークシート方式です。
さて、実際に問題を解いてみると、まぁ手ごわい。当然ながら前回出題された問題はほぼない感じで、とりあえず全100問に目を通した時点で43分が経過し、自信を持って解答できたのはたったの46問・・・。前回は同様に58問解けていたので、難易度が上がっていることが伺えます。しかし、このままで終わるわけにはいきません。受験料5000円払ってますからね。前回の4000円もありますし!
合格ラインは70点なので、あと17分で24問以上に正解しなければなりません。よって、ここからは消去法による推察しかありません。この推察の糧となるのが、今までどれだけクルマと向き合ってきたか、ということです。小学生の時にプレイステーション用ソフト、グランツーリスモに出会ってから約18年、クルマ好きとして生きてきたすべての経験が生かされます。
終了ギリギリまで粘って、わからない問題は19問にまで減らしました。試験終了直後、1問だけマークしていない箇所があることに気づきましたが、時すでに遅し、今までマークシートでそんなミスをした経験はありませんでしたが、それだけ焦っていたということですね。
ほぼ放心状態のまま会場を後にし、初めて訪れた中野でしたが(中野坂上にはバイトで行ったことあるかな)、特に散策するわけでもなく、さっさと東西線に乗り込んで帰路につきました。
帰宅後は自己採点です。時間はかかりましたが、どうやら70点は超えているだろうという結果になりました。ということで、やや不安を残しつつも、その日の晩は妻と合格祝いに近所のしゃぶしゃぶ屋さんで外食となりました。
そして、12月10日。ついに合否通知書が手元に届きました。A4サイズの封筒だったので、「受かったな!」と、安心して封を切りました。
さて、結果です。
見事、76点で合格しました。しかも、驚きなのが209人中4位という順位成績!
得点分布を見てみると、右から2番目の棒グラフに属しています。
さらに、驚いたのが、合格者数が僅か10名、合格率が4.8%だったということです。
前回の第1回では、3級と2級の正答率に意図していた開きが見受けられなかった、つまり、2級が簡単すぎるんじゃないかということで、今回は2級の難易度が上がったということを、試験後にネットで知りました。クルマ好きの強者は第1回の2級受験で153名が合格しており、それ以外の人間が今回受験したから、ということも考えられるかもしれませんが、合格率4.8%(40.6%)、平均点51.8点(64.5点)、最高点82点(92点)(カッコ内は前回の値)、というデータから、難易度が上がった2級試験であったことがわかります。
それゆえに、今回の合格はとても嬉しいですね。はっきり言って、3級はテーブルマナーのようなもので(テリー伊藤談)、クルマ好きを自覚する者ならば合格して当然のレベルでしたが、2級に合格したということは、今回の難易度からしても、誇りを持てる結果なのではないかなと思います。先述した通り、今までのクルマ好き人生を試す検定ですから、当然年齢が高い人ほど有利な試験です。受験者の年齢分布も、40代以上が過半数を占めており、20代以下は19%です。そんな中、28歳で合格できた喜びは大きなものがあります。
3級の合格証は白いプラスチックでしたが、2級はメタリックな感じで、より重みを感じます。
ちなみに、今回の第2回から2級を上回る超難関、1級も開催され、第1回で2級に合格した153名のうち83名が受験しましたが、合格者はゼロ!平均点は47,2点、最高点は71点でした(合格ラインは80点)。ということで、現時点で最高位のくるまマイスターということになりました。
次回、第3回の開催日は2015年11月29日(日)に決定しています。生きてきた時間が短い20代には圧倒的不利な状況ですが、20代で挑戦できる最初で最後の1級受験機会となるので、チャレンジしてみたいと思います。
今後もクルマの文化を創るために、
「くるまを愛すること」
「くるまを楽しむこと」
「くるまの魅力を伝えること」
これらの『くるまマイスター』としての責務を果たしていこうと思います。
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