2011年9月27日火曜日

ピクシス スペース

昨日、26日にトヨタが軽自動車販売事業を開始しました。

ダイハツ、ムーヴコンテのOEM供給を受け、トヨタではピクシススペースという名で販売されます。




ピクシススペース
排気量658cc
燃費18.2~25.5km/l
価格112~161.1万円
ピクシスは英語で「いたずら好きの妖精」を意味する「ピクシー」の造語。



これで、国内自動車8社全てで軽自動車を販売している状態になりました。国内の新車販売台数の約4割が軽自動車である現状では当然といえば当然なのかもしれません。生産しているのはスズキ、ダイハツ、ホンダ、三菱、スバル(来春で撤退)の5社なんですけどね・・・。


トヨタは高級車を別ブランド「レクサス」で展開しているように、軽自動車も別ブランド「ピクシス」を展開することになったようです。今後、ダイハツハイゼットもOEM供給されることが決まっています。そしてもう1台追加されそうな雰囲気なのですが、噂ではあの超低燃費軽自動車ミライースをトヨタが欲しがっているそうです。

しかし、ダイハツは猛反対するでしょうね。トヨタに対してプリウスちょうだい!と言うようなものですから・・・。

トヨタがダイハツへの配慮として、ピクシスのCMは流さない、販売店でのピクシスシリーズの販売台数は販売実績(ノルマ)としてカウントしない、ということを打ち出したようですが、ピクシスを販売する販売店の数は全国で3400以上。各店で月に1台売れば3400台売れてしまう。これがトヨタの最も恐ろしいところではないでしょうか。

もし3400店で月平均4台売ったとしたら、合計13600台!!!8月の軽自動車販売台数1位のワゴンRでさえ12933台です。・・・恐ろしい。


消費者の獲得競争が激化しそうですね。

2011年9月5日月曜日

NEW CAMRY

本日新型カムリが発表されるようですね。

日本では超地味なセダンとして存在していますが、アメリカではメガヒットモデルで、アコード(日本名:インスパイア)の良きライバルです。

今回も地味にモデルチェンジするのかと思いきや、なんと、ハイブリッド専用車として華々しくデビューするというではありませんか!

気になる燃費は、10・15モードで26.5km/lと今までの2倍近い値を叩き出してきました。

搭載されるエンジンは新開発の2500cc、160psで、これに105kwの強力モーターが組み合わされ、システム出力としては205psだそうです。

値段は304万円~ということなんですが、




ん?




トヨタ好きの方ならお気づきかもしれませんが、先にデビューしているハイブリッドセダン、SAIと被ってるじゃないか!

むしろ、被っているというよりは、全てにおいてSAIが劣っていて、この新型カムリの登場によって、SAIの存在意義が全て否定されてしまうのではないかと感じています。

カムリの方が、システム出力で15ps、燃費で3.5km/lうわまわり、アメリカ向けのセダンですから室内の広さでもカムリが勝っている。極めつけはSAIよりも34万円安いということ。

これはもう、SAIに引導を渡したようなものですな。

お疲れ、SAI。







まぁ、個人的には、SAIってものすごく見た目がカッコ悪いと思うので、名前の頭に「DA」を付ければいいのに、って思ってました(笑



セダンが受難な時代に、どれだけ新型カムリが売れるのか、興味深いです。このカムリの動向はライバルのアコードもかなり興味深くアンテナを張っていることでしょう。来年には、ホンダからもアコード系にハイブリッドが出てくるはずです。


ハイブリッドで盛り上がりすぎだと思うんだけどな、日本って。


ハイブリッド神話に洗脳されすぎ。



ハイブリッドは世界を救えない、というのが世界の常識、日本の非常識。