クルマが好きで詳しい人でない、いわゆる普通の人は、クルマを購入しようと考えた時、まず新車か中古車にするか、ということを考えるのではないだろうか。果たして、どちらの選択が良いのか、今回はそんなお話。
それぞれの特徴をまとめてみました。
●新車の長所
・誰も過去に所有した履歴のない、新品を手に入れることができる
・最新車種を所有できる
・メーカーの保証を受けることができる
・エコカー減税などの優遇を受けることができる(対象車のみ)
・カラーやオプション装備の選択ができる
●中古車の長所
・既に絶版になった車種を所有できる
・本体価格が安い
・慣らし運転の必要がない
・自動車取得税が安い、もしくは無税
・故障しやすい部品など、弱点が事前にわかっている
○新車の短所
・本体価格が高い
・慣らし運転が必要
・未知の故障が発生する可能性がある
・基本的に、生産中の車種しか購入できない
○中古車の短所
・どんな人がどんな風に乗っていたかわかりにくい
・カラーやオプション装備が選べない場合もある
・部品の寿命による修理費がかかる場合がある
まぁ、ざっと挙げれば上記のようなものでしょうか。
多くの人が関心を寄せるのは、「お金」に関することだと思います。本体価格、諸費用、維持費など、全て安ければ良いに決まってます。
それなりに悩んだ結果、中古車ではなく新車を選んだ方は、恐らく、中古車は故障のリスクがあり、なんとなく不安だ。そんな理由が多いのではないでしょうか。
しかし、絶対壊れないクルマは存在しません。新車であろうと中古車であろうと、壊れるときは壊れます。使い方もあるでしょうが、運もあると思います。しかし、修理費は新車、中古車関係なく、同じ修理には同じ修理費がかかります。まぁ、新車の保証期間内、保証範囲内の故障であれば、無料になりますが、ひとつ、この件は置いといて・・・。
新車と中古車でお金の差が大きく出るのは「本体価格」です。
クルマを作るためには数億、数十億円というお金がかかります。そして、メーカーや販売店、部品工場などで働く人のお給料、工場から販売店までの移送費、広告やカタログなどの広告宣伝費など、クルマがユーザーの手に渡るまでには、いろんなところで莫大なお金がかかっています。これらをどこで回収するかというと、新車で購入する人から回収するしかありません。
つまり、新車で購入するときには、クルマそのものの価値に対する価格の他に、上記のようなお金が上乗せされた値札が付けられているものを購入することになるわけです。
一方、中古車には基本的にその販売店の利益しか上乗せされません。
こんなことする人はあまりいないかもしれませんが、新車で購入して、1か月くらい適当に乗って、買い取り業者にでも査定してもらうと、そのクルマの本当の価格がわかるかもしれません。人気度でだいぶ差はありますが、新車価格から5万円くらい下がった、なんてことはないと思います。場合によっては数十万円や百万円以上値を落とすクルマもあるでしょう。
「新車にナンバーを付けた瞬間、そのクルマの価値は何割か落ちる」そんな言葉があるのも事実です。
例えば、200万円のステップワゴンを新車で買って、5年間無事故無故障だったとしても、車検、保険料、税金、ガソリン代、駐車場代などの維持費がかかり、5年後までの総支出は少なく見積もっても車両本体200万円+維持費100万円=300万円です。
一方、50万円で8年落ちの中古のステップワゴンを買って、5年間無事故で10万円の修理が3回あったとしても、5年後の総支出は車両本体50万円+維持費100万円+修理費30万円=180万円です。
8年落ちのステップワゴン、こう聞くと、なんだかなぁと思うかもしれませんが、問題なく走りますし、目もやれないほどボロボロなんてことは、日本ならまずありえません。
少しでも中古車への理解を広げるだけで、この例の場合、120万円ものお金が浮きました。
今述べたことが理由のすべてではないですが、そんなこんなで、私は中古車をオススメしたいですね。
2011年5月20日金曜日
2011年5月19日木曜日
ヴィッツ 3代目でイメチェン?
写真の不具合は、やっぱり新しいVAIOのセキュリティの問題のようです。つまり、私だけ見ることができてなかったということですね・・・。
古いVAIOを引っ張り出してきて更新しましょう!
さて、昨日トヨタの販売店で働いている知り合いとの会話の中で、ヴィッツが出てきたので、今回のネタはヴィッツです。
クルマ好きでなくても、ヴィッツという名前や、どんなクルマなのかということを知っている人も多いのではないでしょうか。それ程、トヨタにとっても重要な柱となっている車種だと思います。
確かに、ヴィッツは現在まで10年以上続いているハイトコンパクトカーブームのパイオニアであり、日本の自動車史に名を残す存在です。私が執筆した修士論文でも文中でヴィッツを取りあげています。
ヴィッツといえば、カワイイ系のデザインのイメージでやってきた感がありますが、現行型の3代目では、どうやらカワイイ系はパッソに任せて、カッコイイ系に切り替えようとしているみたいです。エクステリアデザインを見てもらえばよくわかると思います。
初代
2代目
3代目
いかがでしょうか?
なーんか、3代目のデザインはよくわからないですねぇ。
CMでも、2代目では田中麗奈とリラックマを起用していたのに、3代目では大沢たかおと生田斗真ですからね。
今、ヴィッツが欲しいという人には、初代の後期型をオススメしますね。デザインも前期型より洗練されているし、ベーシックなモデルからドッカンターボのホットなモデルまで幅広くあります。価格も50万円以下で上質なものが手に入るでしょう。
トヨタくらいのお金持ちなら、カワイイ系のままで進めて欲しかったですな。
古いVAIOを引っ張り出してきて更新しましょう!
さて、昨日トヨタの販売店で働いている知り合いとの会話の中で、ヴィッツが出てきたので、今回のネタはヴィッツです。
クルマ好きでなくても、ヴィッツという名前や、どんなクルマなのかということを知っている人も多いのではないでしょうか。それ程、トヨタにとっても重要な柱となっている車種だと思います。
確かに、ヴィッツは現在まで10年以上続いているハイトコンパクトカーブームのパイオニアであり、日本の自動車史に名を残す存在です。私が執筆した修士論文でも文中でヴィッツを取りあげています。
ヴィッツといえば、カワイイ系のデザインのイメージでやってきた感がありますが、現行型の3代目では、どうやらカワイイ系はパッソに任せて、カッコイイ系に切り替えようとしているみたいです。エクステリアデザインを見てもらえばよくわかると思います。
初代
2代目
3代目
いかがでしょうか?
なーんか、3代目のデザインはよくわからないですねぇ。
CMでも、2代目では田中麗奈とリラックマを起用していたのに、3代目では大沢たかおと生田斗真ですからね。
今、ヴィッツが欲しいという人には、初代の後期型をオススメしますね。デザインも前期型より洗練されているし、ベーシックなモデルからドッカンターボのホットなモデルまで幅広くあります。価格も50万円以下で上質なものが手に入るでしょう。
トヨタくらいのお金持ちなら、カワイイ系のままで進めて欲しかったですな。
2011年5月2日月曜日
気になるハイブリッド
なんか写真が全て表示されなくなっていますが、どうしたことか・・・。
私が愛読しているクルマ雑誌、ベストカー5月26日号に、気になる記事が載っていたので、簡単に紹介します。
今回の東日本大震災を受けて、普通のガソリン自動車以外にどんなものがあるかということに焦点を当てた記事ですが、その中のひとつに、ガスハイブリッドカー(バイフューエル車)というものがありました。
天然ガス自動車が存在していることは知っていましたが、・・・ん?ランエボ?
なんだこれは?
ん?所沢?近所じゃないか!
というわけで、実際に行ってみましたー!
と書きたかったですが、本当はちょっと調べただけです。
簡単にいうと、既存のガソリン車に50万円ほどの改造費で、オートガスとガソリンのバイフューエル車にでき、CO2排出量は約12%削減、燃費も20~40%向上するというもの。
面白くもなんともないメーカーが作る電気ハイブリッドカーより、百倍楽しそうな感じです。
本気で検討したくなってきました。
それにしても、どうして写真が表示されないのだろう。アップもできなかった・・・。
私が愛読しているクルマ雑誌、ベストカー5月26日号に、気になる記事が載っていたので、簡単に紹介します。
今回の東日本大震災を受けて、普通のガソリン自動車以外にどんなものがあるかということに焦点を当てた記事ですが、その中のひとつに、ガスハイブリッドカー(バイフューエル車)というものがありました。
天然ガス自動車が存在していることは知っていましたが、・・・ん?ランエボ?
なんだこれは?
ん?所沢?近所じゃないか!
というわけで、実際に行ってみましたー!
と書きたかったですが、本当はちょっと調べただけです。
簡単にいうと、既存のガソリン車に50万円ほどの改造費で、オートガスとガソリンのバイフューエル車にでき、CO2排出量は約12%削減、燃費も20~40%向上するというもの。
面白くもなんともないメーカーが作る電気ハイブリッドカーより、百倍楽しそうな感じです。
本気で検討したくなってきました。
それにしても、どうして写真が表示されないのだろう。アップもできなかった・・・。
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